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  • 執筆者の写真田中

アジア圏、海外大卒生の就活

更新日:2023年12月1日


以前、就活生をサポートする

ある企業の方とお話をしていて伺った話ですが、

所謂エッジのきいた学生といいますか

リーダーシップやチャレンジ精神を持った学生を

一部の企業は猛烈に求めており、

そうした企業が海外留学を経験した学生

(特にアジア圏卒の学生)へ

就活サイトを通じてのアプローチを行う

というケースが増えているのだそうです。


海外留学した学生の就活と言えば

毎年ボストンで行われるキャリアフォーラムが一般的ですが

ボスキャリ以外の就活も

一般化しつつあるのかもしれません。


採用担当者達も

以前であればアメリカやイギリス、

オーストラリアあたりの大学卒業者をイメージし

、アジアに留学した生徒に対する

若干のマイナスイメージのようなものがあったのが、

最近では逆にアジア圏へ行った学生の方が

よいのでは?という見方も生まれつつあるとか。


中国、台湾、マレーシア、シンガポールでは、

東大・京大と同格あるいはそれ以上の大学が

いくつもありますし、

中国の清華大学や北京大学の世界ランキングを見ると、

アジア圏の大学卒の学生の評価が高まっている

というのは、それもそうだろうなという気がします。


しかも、アジア圏含め

海外に行った学生は外国語を一定レベルで話すことができ、

海外で生活をしてきたタフさも備えているわけですから

新規事業に力を入れるような企業からすれば

日本の大学生よりも親和性は高いはずです。


実はハングリー精神という面でも

アジア圏の大学へ行った学生が

良いという見方があります。


アメリカ、イギリス、カナダといった大学への留学に比べ、

アジア圏への留学は、費用面で相対的に安く済む

という特徴があります。

金銭面での不安を抱えながらも

それでも海外の大学へ行きたい!

と強い思いを持って進学し、その後も頑張る学生が、

アジア圏に多いという発想だそうです。


個人的には、アジア圏へ行った学生、

ヨーロッパ圏へ行った学生、それぞれ見てきましたが

海外へ行った生徒は皆タフになって帰ってくる

印象があります。

特にアジアだからすごいという感じは

話を聞く限りしませんが、

予算の面でヨーロッパ圏からアジア圏へ

進学先を変更した学生を多く見てきました。


もしかすると、

このあたりの子達が

大学入学後にやる気を出して

頑張っているのかもしれませんが、

結局のところはその人のやる気次第なのだと思います。


いずれにせよ、日本の大学に比べ

海外の大学のほうが学問取得に対して

求められる水準は高い傾向にあるので、

厳しい環境に身を置き、成長するという

観点からすれば、海外留学をした学生は

今後も企業から必要とされるのかもしれません。


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