部活顧問拒否今どきの先生たちの対策

Twitterを見ていたところ
部活の顧問拒否を巡って校長と
揉めている先生のtweetと出くわしました。
ちょうど今くらいの時期から、
次年度の担任や授業、部活の顧問を
決めたりするので
先生達的には非常にタイムリーなtweetです。
いろんな方がその先生のtweetに対して
リプライをしていたのですが
中でも、印刷して提出するだけで100%顧問を拒否
することのできる要望書なるものを
共有されている方がいて一際目を引きました。
その方の要望書の内容を
誠に勝手ながら簡単に説明すると
過去の鳥居裁判などの判例を根拠に
先生たちの部活動指導は
自主的にではなく、包括的な命令によって
行われるのだから、
(包括的に)命令した校長(管理職)に
全ての責任がありますよ。
私がほんの少し
(平日1日5分のみの指導、休日は指導なし)
しか部活指導をしないことへの
保護者からのクレームがあったときには
校長が全部請け負ってね。
という内容になっています。
(かなりざっくな説明なので、詳しく知りたい方は是非こちら↓の原文をご覧下さい。
https://note.com/isshi_isshi/n/n9a96d299b8e4 )
こういう要望書を出されたら
きっと校長先生はいい気はされないでしょうが
ここまでしないと先生たちの
労働環境が守られないのも事実です。
私も以前は部活動の顧問をしていて
生徒達と全国大会に出場した時などは
荒れてた生徒たちが一致団結していく
まるでスラムダンクの世界のような姿を、
目の当たりにさせてもらい
その時は心から感動しました。
(同時に、思い返すと当時は23連勤するなど
肉体的にだいぶ無理もしていました。)
学校以外で子供たちと一緒に真剣に
何かに取り組むことは
本当に価値のあることなので
今後もそういった機会はあってほしい
と思いますが、
他方でそれによって苦しむ先生や
ご家族への配慮、
仕組みづくりが必要なのだと思います。
先生たちの多くは子供たちの面倒を
みたくないわけではありません。
どちらかと言えば、世話好きな人が多いです。
しかし、今求められる教育内容を全て学校で
こなそうとすると、確実に何かが壊れてしまいます。
昨今、部活動のアウトソーシングが
叫ばれていますができれば、学校以外の場で
スポーツの素晴らしさを学ぶというスタイルが
スタンダードになっていってほしいなと思います。