総合型選抜入試の需要が高まるにつれ
大学生が文章指導を行うケースが増えています。
しかし、指導の質という観点で見ると
指導後の文章を読んで
「一体、この文は何を伝えたいんだ?」
と感じざるを得ない質の低い指導が増えている
ことも実感としてあります。
というわけで今回は
良い文章指導者を見分ける際のポイントを
お伝えしたいと思います。
①カウンセリング力
一次試験突破の鍵を握る志望理由書
これを書くためには
過去をしっかりと振り返るプロセスが必要になります。
その為、指導者は生徒さえまだ気づいてない
内的な動機を見つけるよう
カウンセリングを行うのですが
「何故それをやりたいのか」
ここをある意味しつこく多角的に
掘り下げる指導をできるかが肝になります。
なので、話をしてみて
「この人には話をしやすい」
「真剣に話を聞いてくれる」
「今まで考えたことのない質問を投げかけてくれる」
こんな風に感じられる
カウンセリングの上手な人を選ぶと良いです。
②文章力
大学生なら文章をちゃんと書けて、
文章の指導もできるでしょ
と思われる方も多いかと思いすが、
実際そんなことはありません。
指導後の文章で
「テニヲハ」も出来ていない文章が
出てくることも多々あります。
これはひとえに指導者の文章力の低さ、書く経験の乏しさに起因するものです。
上手く書けない人はどうしても
その文のおかしな点を見つけることが出来ません。
なので指導者を見つける際には
その人が自分一人で書いた文書を
見せてもらうのが手っ取り早いです。
もし、見せてもらえなさそうであれば
記述経験が比較的多い大学3,4年生や大学院生
実地小論文の試験がある大学に受かった学生
を選ぶのが良いと思います。
最後に大人がチェックするから大丈夫!!
と、やたら強気な塾などは注意が必要です。
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