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  • 執筆者の写真田中

探究活動に対する様々な意見

更新日:2023年12月1日


先日、学校の先生達主催の

オンラインイベントに参加しました。

ざっくばらんに今抱える教育に関する問題点や疑問点

を話し合うという趣旨の会でしたが、

非常に面白い会だったので、そんな話を。


会の中で一番印象に残ったのが

学校で探究を推進されている先生に対して

学校の他の先生から、疑問の声が上がった

という事例でした。


なんでも、探究活動の一環で外部に

生徒を連れて行く際に、生徒の興味がない場所へ

連れて行くのはどうなのだろう?

といった意見が出たそうです。


自分が高校生の頃を振り返ると、

音楽鑑賞会や、マラソン大会的なものへ

出るのは大嫌いで、

風邪を引いたふりをしたり、

同じ日にある検定試験を探して、

公欠として検定試験を受けに行ったりしていました。

なので、行きたくもない場所に連れて行かれる

面白くなさはよくわかります。


他方で、

学校という空間の外に向かう運動や活動がない

というのも、不自然な気がしてしまいます。

今はオンラインで様々な情報に触れる機会には

溢れていますが、

物理的に自分がいる場所とは異なる場所へ行く体験を、

もっと大切にしても良いのではないかと思います。


高校で教員をやっていた頃は私自身が

職員室にいるのが嫌いだったというのも有り

率先して生徒の引率役を引き受けていました。


東京の高校に勤務していましたが、

神奈川、長野、熊本、

様々な場所に生徒と一緒に出向き、

コンゴの大統領のアテンドをさせてもらったり、

ある祭りについて泊まり込みで勉強させてもらったり、

国際系のイベントを一緒に作ったり、

いろんなことを経験させてもらいました。


そうした活動をしていると

生徒たちが学校とは異なる態度で

活動に取り組む姿に出会います。

特に、外部の人と交流する場面において

あぁ、こういう態度をとる人なんだなぁ

と感じる場面に出くわします。


そうした外部の体験が生徒にとって

何をもたらすかは未知数です。

偏差値のように、学習効果を測ることはできないので

どんな効果があるのかを数量的な根拠と共に示せ

と言われるとしどろもどろにならざるを得ません。

しかし、それでも尚、学校という場の外を知る

という体験は、教育の幅を広げるという意味では

大切なことだと思います。


そもそも外へ行くのが好きでない生徒には

効果のようなものはあまり

期待できないのかもしれませんが、

教科書以外の学びの場、交流の場があっても

よいのではないかというのが私の考えです。


探究活動の良し悪しとについての議論はあります。

しかし、

教科書的な内容を大切にする先生、

課外活動を大切にする先生、

部活を大切にする先生、

いろんな先生が学校という場には必要で、

それぞれのスタンスを

肯定的に見ていくことが出来るとよいのだろうなぁ

と思った次第でした。


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