最近、知り合いの先生方で
教育に関する副業をされる方が少しずつですが増えています。
そういう先生は大抵、学校ではエース的な立ち位置で、あらゆることに挑戦する
生徒からの信頼も厚い先生であることが多いです。
一般企業でも
コミカミノルタなどでは、
従業員のスキル向上等を目的に
副業を推奨しているそうです。
学校はその性質上
先生自身が外部と接触する機会に乏しく
今年から必修化された探究に求められがちな外との交流機会を創出する能力が低いため
副業をされる先生が増えることは、多様な教育機会提供を目指す際に、非常に有益なことだと思います。
私もこの1年、自分で塾を立ち上げ
経理、広報、税金の問題等々
会社運営に必要なビジネス的な事項を学んできましたが
こうした民間的な実務スキルを
学校で学ぶ機会はほぼ無く、
こんなに学校と民間は違うのかと思いました。
民間から学校に入る先生も一定数いますが
その先生方も学校に入ると
多くの場合、よくも悪くも普通の先生化していきます。
今後、先生をずっとやっているような方が
副業で様々な事にチャレンジする風潮が生まれることで
様々なタイプの先生が混在する、多様性を持った教育現場が作られるようになるのではないかと妄想しています。
また、民間的な感覚を先生達が自発的に養い
そういう人達が管理職になる事で
今のブラック労働問題なども改善に向かっていくのかなぁ〜と淡い期待を寄せています。
この流れ
学校の閉塞感脱却の鍵となるのか
人材の流出増大となるのか
果たしてどうなるのでしょう。
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