メディアリテラシーを実践的に学ぶには


内閣府が2021年2月に公表した 「令和2年度 青少年のインターネット 利用環境実態調査」の速報結果によると 平日のインターネットの 平均的な利用時間を学校種別にみると 「3時間以上」インターネットを使う青少年は、 小学生では 33.6% 中学生では 52.0% 高校生では69.5%いるそうです。 高校生では35.9%が 「5時間以上」もインターネットを利用し 平均時間でも 小学生146.4 分 中学生199.7 分 高校生267.4 分と 学校種が上がるにつれて長くなっています。 インターネットの平均利用時間は 年齢とともに増加傾向にあるわけですが 学校でもインターネット上でのトラブルの類は 年々増えているように感じます。 Twitterやインスタグラムを使った誹謗中傷から 契約上のトラブル、様々な問題がありますが 特に学校として警戒するのが 飲酒、喫煙、犯罪行為をSNS上に載せる行為です。 どの学校もこれについては 口を酸っぱくして注意しているのですが SNSで他者から見られるという感覚に乏しいのか ネット上での言葉遣いを含めた メディアリテラシーは中々高まっていかないと感じます。 そんな中、これまで私が取り組んできた メディアリテラシー教育で一番効果を感じたのは、NewsPicksのコメント機能を使って 生徒のリテラシーマインドを高めるものでした。 NewsPicks Educationでは 同じ学校内の人間にしか見ることのできない ニュースについてコメントを書く場があるので 生徒が不適切なコメントを書き込んでも 外部の人に見られることはありません。 そこで生徒達にニュースについて 日常的にコメントを書いてもらうことで ・ネット上での言葉遣い ・自分のコメントの見られ方 ・他者の考えへのコメントの返し方 ・教員(社会的他者)に見られている意識 といったリテラシーマインドを実践的に高めることができます。 また、生徒が不適切なコメントを書き込んだ際には、それを教材として生徒と一緒に メディアリテラシーを考えることで 学びに繋げることができていました。 不適切なコメントをした生徒に ただ注意して終わるよりも効果があったなと感じます。(もちろん、事前に不適切なコメントをした生徒には授業で扱うことを断り、不適切さについての話はしておきます。) NewsPicksに限らず 何か学校内でしか見られないSNS空間を作り そこで真面目な内容について語り合う習慣をつけることで ただ座学でメディアリテラシーについて学ぶ 以上のものを生徒達は身につけることができます。 今後、高校でのメディアリテラシー教育が どのように進んでいくのかまだ定かではないですが、上述のような実践的な学びが採択されていくと良いなと思っています。

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